1.「古写真」と「現代の風景」を視覚的に対比し、古文献等も参照しながら、「明治~昭和初期の松本」をご案内します
・主に「ギャラリー」内の写真について、順次ブログで解説いたします。
例:令和元年5月1日付ブログ「繩手から千歳橋方面」
※現代との比較、写っているものは何か、当時の文化など
・当サイトは、パソコン、タブレット等、比較的画面の大きいデバイス向けに最適化しております。
・「ギャラリー」内の写真画像は次のいずれかです。(クリックで拡大表示可能)
(1)「古写真ポジの現物」をスキャンしたもの
(2)「刊行後50年が経過した書籍内の写真」をスキャンしたもの
(3)「絵はがき」をスキャンしたもの
いずれも、作者逝去後かつ公表後50年が経過した著作物からのスキャンデータですが、「絵はがき」については専門に販売しておられる業者様がいらっしゃいますことから、当サイトのウォーターマークを付加しています。
・ブログ内の「著作権が有効と思われる参考文献等から引用した写真」については、拡大できない仕様となっています。
・転載について特に制限は設けませんが、できれば当サイトトップページ(https://matsumoto.photo)を引用いただけますと幸いです。
2. 古写真調査に関連したレポートを公開します
・『松本市史研究‐松本市文書館紀要‐第25号』(平成27年3月刊行)に掲載いただいたレポートにつき、その後の調査を反映した改訂版を公開します。
・そのほか「ウォルター・ウェストンと松本」「小説『義民加助』と松本城」「松本城二の丸の若宮八幡社」「二の丸御殿の古写真は存在するか?」等のレポートを順不同でブログ形式にて公開します。
3. 古写真研究一般に関する情報をご案内します
・明治時代の写真技術・印刷技術や、古写真研究の動向等についてご紹介します。
4.トップ画面のスライド写真について
・いずれも明治20年代半ばの古写真を、現代の写真と重ね合わせています。詳細な解説は個別にブログでご案内します。
・左側の松本城は、明治29年イギリスで刊行された『Mountaineering and Exploration in the Japanese Alps』(日本アルプスの登山と探検)に掲載された写真です。本画像は、当該古書から直接スキャンしたものです。この写真は、著者のウォルター・ウェストンが明治27年に帰国した際に持ち帰ったものと思われます。松本城の姿が広く海外で紹介されたのは、これが初めてだったのではないでしょうか。なお、ウェストンは日本アルプスに先立ち、松本城天守に登っています。
・右側の風景は明治26年春(私の推定)に撮影された、天守6階「北の窓」から西側に見える城山・北アルプス方面を望む写真です。因みに「西の窓」からですと、このアングルでの撮影はできません。撮影者は「若宮八幡社」を中心付近に据えたかったのだと思います。
5.当サイト開設の経緯
・令和元年5月1日付のブログ「ごあいさつ」をご参照ください。